神経性耳鳴難聴の風市穴単独治療の臨床報告

広州中医薬大学の李冠豪らは、耳鳴難聴を単独穴で治療した(鍼灸臨床雑誌、06年5期)。

患者=5例(男2例・女3例)、30~60歳、罹患期間3週間~2年。いずれも耳鼻科で神経性耳鳴・難聴(器質的病変なし)と診断され、中西両医薬と鍼灸や整体の治療経験あり。

治療法——————–
①患側の風市付近を探り、健側と比べ弛緩していたり、索状物がある。圧痛が著明な部位を治療点とする。

②0・3×75㍉の毫鍼で直刺2~2・5寸、雀啄法で得気後、さらに強激で鍼感を強め、同時に迎随瀉法で鍼先を上方に向け、2~3分刺激し停止後さらに2~3分刺激、以上を3回。

③鍼感が耳の中に響いたら、鍼孔を大きく動かし抜鍼。通電や他の単純手法は加えない。以上を毎日1回、1クール3回。

治療効果——————–
治癒2例(3クール後1例、5クール後1例)・著効2例・好転1例であった。

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