痔とは直腸粘膜の末端 肛門管 そうして肛門縁の 皮下静脈がうっ血して静脈瘤になり広がって 血管腫となった病変である。

痔の部位により外痔 内痔 混合痔に分けられる。発作時には血便 痛み 脱肛 腫れぼったく垂れ下がった感じなどがある。。

中医学でも痔とか痔創とか言い、臓腑の本虚 気血の虚損などで痔が発病させる原因とされ、それに情志の内傷 過労 長期の便秘 飲食の不節制 妊娠などの誘因が加わって臓腑の陰陽が失調して気血の運行がスムーズに行かずに経絡が滞り、燥熱が内生して滞留して散らなくなったためと考えている。

唐代の備急千金要法は本疾患の鍼灸治療穴がかなり多くかかれている。鍼灸資生経にも痔が深くなれば、尾てい骨の下の穀道に灸1穴 その効果を称えるとあります。

現代の鍼灸治療は1956年が最初であり、60年代からは電気鍼を使った本疾患の治療が本疾患の治療が展開され同時に中国 日本 ルーマニアあたりでも臨床データの発表があった。

70年代からは刺鍼が多用され古代から重用されてきてた灸治療がかえって少くなってしまった。

治療——————–
体針
主穴:二白 承山
二白の位置は前腕掌側で腕関節横紋の上4寸 橈側手根屈筋の両側 両手で4穴

治療方法——————–
毎回1穴のみをとり効果が劣っていれば両側をとる。二白穴は約1寸刺入し、得気があれば3進1退の法で動かしたあとに、20分置針

承山穴は患者を腹ばいにして術者はかかとを押さえて患者に術者を蹴り上げるように指示して承山に印をつけて下に置く。その後刺針して、燃針する。

隔日に一回治療して2週間を1クールとする。

治療効果——————–
199例を治療して臨床的治癒64例 著効70例 有効62例
無効2例で有効率は98、5%だった。

灸——————–
主穴:八りょう穴
取穴したあとに皮膚針でゆっくりと往復させて局部が少し出血するくらいに叩きその後丁桂散を均一にしき、棒灸を使う。

治療方法——————–
各穴には5-8分程度で、8穴使う。隔日に一回治療して10回を1クールとする

治療効果——————–
44例を治療して内痔出血は16例 治癒4例 有効11例 無効1例
外痔浮腫は17例で治癒2例 有効15例
混合は11例で治癒2例 有効8例 無効1例
有効率は95、5%だった。

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